恒星色
黒体放射の考えに基づき、恒星の表面温度(K)から恒星の波長と色を計算します。
表面温度入力
波長・色出力
色の有効範囲
表面温度:1667 (K) ~ 25000 (K)
恒星の光度階級は考慮せず、単純に表面温度(ピーク波長)のみで色を計算しています。
そのため、実際に観測された色と誤差があります。
表面温度が同じ恒星でも、星によって線スペクトルの強度や線幅は異なっています。
ウィーンの変位則
物体が出す放射エネルギーの最大強度の波長(λ[m])は、その物体の表面温度(T[K])に反比例します。
λ = 0.002898 / T
太陽の最大強度の波長は460(nm)なので、表面温度は6300(K)となります。
ステファン・ボルツマンの法則では、5770(K)になるはずです。
誤差の理由は、太陽の大気による吸収や、太陽が厳密には黒体ではないためです。